越前敏弥の日本人なら必ず誤訳する英文 (ディスカヴァー携書)
発売元: ディスカヴァー・トゥエンティワン
発送可能時期: 在庫あり。
楽しく勉強できました
まず新聞広告の問題例文にうまく引っかかりました。若干トリッキーで興味を惹いて、やってみよう、買ってみようと思う気にさせられた感じです。解釈では間違ったのは6個でしたが、その他でも記憶が薄れていた事柄や改めて実感させられたことなど色々と示唆に富んだ著作でした。さすがに翻訳家だけに訳文もきれいで勉強になりました。「左から右へ読む」「多少とも語学に興味を持って勉強しようという人の場合、どちらか一方が得意なんてありえないんですよ」など将にその通りと共感するところ多々の近来になく楽しめた本でした。
受験生には有益
タイトルは大げさな気もしますが、高校生や大学生にとっては、必ずしもウソではないでしょう。教科書が読める程度では、訳せないものがたくさんあります。ですから、受験生には有益ではないでしょうか。試験では、ここにでてくるような、ちょっとわかりにくい文は珍しくないでしょうから。また、文法やよく使われる似た言葉のニュアンスの違いも簡単ですが説明されています。もちろん、社会人でも買って損はないと思います。値段も手頃ですしね。
翻訳家の奥深さ
参りました。基本編は過去の文法の復習になりつつ、それなりに訳せましたが、後半から一気に難易度が上がりました。というより翻訳の奥深さを思い知らされました。自分はどちらかというと英語を英語のまま理解するタイプがベストだと思ってたのですが、確かに正確な日本語に訳せなければ(たとえ時間がかかったとしても)、英文をちゃんと理解していることにならないのかな、と思えてきます。それには日本語をどれだけ使いこなせているかということも関係してきそうです。
今後もこのような内容の濃い、しかもこの本くらい手頃なサイズの英語本が出してほしいです。

