「エコノミック・アニマル」は褒め言葉だった―誤解と誤訳の近現代史
多賀 敏行

定価: ¥ 714
販売価格: ¥ 714
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発売日: 2004-09
発売元: 新潮社
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日本人の心を健全にさせる本
何気なく買ってみて読んだら、掘り出し物だった。
日本人を侮蔑する外国人の発言として有名なものの多くが実はそうでなかったということを地道な調査で検証した好著である。日本人は外国人にこんなに批判されている、日本人はこんなにつまらない人種だとマスコミ、評論家からり返し聞かされてきて日本人に自信をなくさせてきた言葉が、実はこともあろうに日本の自虐的マスコミ関係者の基本的英語能力の欠如からくる誤解が原因であったことを喝破した本である。著者は惻隠の情から誤解、誤訳をした新聞記者の特定を避けているが、引用の記事などを原典にあたれば簡単に特定できよう。半ば意図的に誤訳、誤解をしたこれら新聞記者達の責任はどうなるのだろう。
この本とニコール・キッドマン主演映画「ザ・インタープリター」
この本の副題に「.....誤解と誤訳の近現代史」とあります。
この本を読んだあとニコール・キッドマンが通訳を演じる映画 "The Interpreter" を観ました。幼い頃アフリカで家族を失ったキッドマン扮する女主人公が長じて同時通訳になり、勤務先の国連で怖い話しを盗み聞きしてしまう。事態を追求しようとして食い下がるキッドマンと上官の次の会話がこの映画の圧巻でした。
上官 "You are just an interpreter!"
(毅然として)キッドマン "Countries go to war because of misinterpreting each other!"
...現実の外交舞台で相手側の英語の正確な解釈の重要性ひいては誤訳の重大性と向い合う著者の経験と、キッドマンの演じる国連通訳のひたむきな姿勢には共通するスピリットがあります。英語という言葉を正確に学び、いいかげんさを排したい人には為になる本です。
映画「ザ・インタープリター」(ニコール・キッドマン)とこの本。
この本の副題に「.....誤解と誤訳の近現代史」とあります。
この本を読んだあと偶々ニコール・キッドマン主演の映画 "The Interpreter" を観ました。
幼い頃アフリカで家族を失ったキッドマン扮する女主人公が長じて同時通訳になり、勤務先の国連で怖?い話しを盗み聞きしてしまう。事態を追求しようとして食い下がるキッドマンに事勿れ主義の上官が曰く:
"You are just an interpreter!"
これに対してキッドマンが毅然として切り返すセリフがこの映画の圧巻:
"Countries go to war because of misinterpreting each other!"
現実の外交舞台で日々相手側の英語の正確な解釈の重要性ひいては誤訳の重大性と向い合う著者の経験と、キッドマンの演じる国連通訳のひたむきな姿勢には共通するスピリットがあります。英語という言葉を正確に学び、英文解釈のいいかげんさを排したい人には為になる本です。
