英語のたくらみ、フランス語のたわむれ
斎藤 兆史

定価: ¥ 1,995
販売価格: ¥ 1,995
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発売日: 2004-07
発売元: 東京大学出版会
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おっしゃるとおり、ごもっともで。
非常に興味深いのは、斎藤氏が『TOEICの満点なんてほとんど使いものにならないですよ』と言い切っているところ。TOEICの満点を売りにしている『カリスマ予備校講師』なんかはこれに対してどう言うのだろうか?笑
他にもコミュニケーション重視、会話偏重の語学教育を批判するものとしていろいろ面白い意見が見られたし、野崎氏の、読解をしっかりやってきたから、いきなり口語にうつってもなんとかなった、という体験談は訳読派の人には自信になるだろう。
最近ではむしろ会話教育を批判する語学本のほうが多いのではないか、というくらいだが、この本ではそれ以外にも翻訳の問題や文学の問題が深く論じられているので楽しめる筈だ。
ただ、そういった翻訳論も文学論も、やはり語学教育論と密接に関係しているということが読んでいてわかってくるだろう。訳すこと、これすなわち学問、また、すなわち教育、という思想、今ではどれくらいの人がこの思想を受け入れるかわからないが、ごもっともな考えであると思う。
これぞ教養の書!
なんとか勉強した語学はビジネス以外日常的に使用しない。たまに使うと義務感で苦痛になる。でも教養としての語学・文学もあることにいまさらながら気づかせてくれた本です。
お蔭で今までふれたことのない翻訳本も手をつけましたし、改めて哲学書も再び読み返しました。世間の垢で目詰まりしていた脳みその穴を一気に開かせてくれた本です。毎日が楽しくてしょうがない。ありがとうございました。
でもこの教養を共有できる空間って本当に少ないんですよね。この本で臨場感溢れる教養対談を共有できたことをうれしく思います。
語学に関心があれば
まえがき、あとがき、をまず読み、教育論的な内容でないことが分かったため、すんなりと、私の場合読むことができた。
私は、語学勉強の方法に行き詰りを感じていて、何かのヒントを求めていた。
現在の会話中心、英語中心の教育に疑問を感じていたことに関しても、答えを求めていた。
読んだ後、とてもすっきりした。
語学学習は地道な努力が必要であることを、もっとも痛感した。
