国弘流英語の話しかた
国弘 正雄

定価: ¥ 1,575
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発売日: 1999-12
発売元: たちばな出版
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説得力ある英語学習法の本
英語学習法の本は、今や本屋を見て回れば所狭しと並んでいる。その多くは、「この本で簡単に英語ペラペラになります」とか、「今までの英語を壊して聞くことのみに集中しましょう。そうすれば英語は簡単」というような、いかにも誘惑的で、簡単に言語を身につけられる本が少なくない。
この本は、そのような本を一蹴し、正統的な切り口で、國弘先生の英語学習法を紹介している。國弘先生は、言わずと知れた「只管朗読」の提唱者で、同時通訳の創始者であり、その神様とまで言われている人である。その人が書かれている本なんだから、説得力は抜群である。また、語学を身につけるためには、不断の努力が必要なことを痛感する。
真剣に学びたいなら、いい師匠を選ぼう
いまや、ずいぶん多くの人たちが英語の勉強法を語っている。
本人の英語力が???なのに、学校か何かの宣伝のためか、本を書く人もいるようだ。
國弘正雄氏はそのような凡人とは一線を画しており、まさに師匠とするにふさわしい。
たとえば、
49ページ:有意義な多読について
精読→只管朗読→多読の流れがあるのを確認していただきたい。ところで、ふつう……
精読したものを繰り返して音読して、身に付けるという作業を抜かしてしまう。
これでは有意義な多読に進めません。
106ページ:文法をマスターする四つの段階
(1)文法書の説明を読んで、例文の意味が一通りわかる。
(2)例文そのものを只管朗読して、身体に覚え込ませる。
(3)文法的な観察眼を働かせつつ多量の英語を読み、かつ聞く。
(4)いろいろな文法項目を実際の場で使ってみて、自分の文法感覚を錬磨、調整していく。
私の観察する限りでは、(1)段階目の途中で挫折する人が大半のようです。
まさに、レベルが違うのである。
発音以外については、この師匠について行けば間違いない。
何かを上達したいと考えている人全てに進めたい本。
座禅で只管打座という行法がありますが
それを英語の勉強の分野でやってしまった方の体験談みたいなものです。
しかしこれは全ての物事の上達方法に通用すると思うんですよ。
只管打ち、只管投げ、只管描き、只管弾き...
うんぬんかんぬん言うまえに繰り返しやって記憶してしまう。
身体に、頭に慣れさせてしまう。
それが活用自在と呼ばれる段階に行くためのもっともあたりまえで王道な方法論
だと思います。
普通、数こなせば何事も上手くなるといいますが、
あまりこなさないでもう苦手ーと言ってしまう場面は最近多い気がします。
少し打ち込めば少し上手くなる、尋常じゃないほどに打ち込めば尋常じゃないほどに
その分野で強くなれる。当たり前の事ですな。
僕は受験時に英語の勉強法を調べまくって相当悩んだ口ですが
結局いきあたった方法論は、繰り返してとにかく時間をかけて量をこなすという
当たり前の事実でした。
何をやるにも繰り返すしかないわけですね。
何回もやった参考書を只管音読して、ある程度の自信を得ることができました。
ギターでもなんでもそうですよー
ただ弾きまくる、量をこなすしかないわけです。
そしてこの本は特に基本が大事だーと言っているわけです。
基本を尋常じゃないほどにこなすと、応用物も楽に吸収できるようになるという事。
